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カミヤツデ (紙八手)
Tetrapanax papyrifer
 カミヤツデはヤツデとは別属で、中国南部や台湾に原産する常緑低木です。葉はかたちこそヤツデに似るものの、サイズはその4倍ほどもあって、いかにも亜熱帯の植物です。中国では、幹内部の白い髄を薄く桂剥きにしたものを「通草紙」と呼んで書画などに利用し、国内でも同じ目的で栽培されたり、庭園に植えられたりしたものが西日本で逸出帰化しています。地下茎で増え、神奈川県にもありますが、生育できる最北の環境のせいか、11〜12月に咲くはずが1月にようやく満開となりました。
■撮影地別
 ○神奈川県鎌倉市


クローズアップ
群落
2025.1.12 神奈川県鎌倉市
2025.1.12 神奈川県鎌倉市  2024.12.30 神奈川県鎌倉市
2025.1.12 神奈川県鎌倉市  2024.12.30 神奈川県鎌倉市
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