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フッキソウ (富貴草)
Pachysandra terminalis
 フッキソウはいつも濃緑色の葉をしげらせていて、地面をはって広がるので、庭園などの下草としてよく植えられます。名前には「草」とつきますし、実際、草本にしか見えないのですが、茎が木質化していることから木本とされます。ブラシを思わせる花序は、花弁のように見える白い雄しべがよくめだち、夏には直径1.5cmぐらいの丸い果実が実ります。春まだ浅い箱根外輪山の北麓では、沢ぞいで咲きはじめたイワボタンを見ながらスギ林に足を踏みこむと、フッキソウがもう満開となっていました。
■撮影地別
 ○神奈川県南足柄市


クローズアップ
■群落
2007.3.21 神奈川県南足柄市
2007.3.21 神奈川県南足柄市   
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