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ホソバトリカブト (細葉鳥兜)
Aconitum sennanense
 ホソバトリカブトはヤチトリカブトに近縁で、日本海側に分布するヤチトリカブトに対し、ホソバトリカブトは南アルプスや八ヶ岳など、本州中部や関東地方の太平洋側に分布します。これら3変種はいずれも花柄に開出毛が密生するほか、青紫色の萼片の表面にも毛が生えるのが特徴です。ホソバトリカブトは葉が特に深く切れこんで裂片は細くなり、葉は3裂ですが一見すると5裂に見えます。八ヶ岳では北沢コースの沢ぞいや針葉樹林下に多く、株もとから叢生する傾向があります。
■撮影地別
 ○長野県八ヶ岳


クローズアップ
■群落
2003.9.28 長野県八ヶ岳
2003.9.28 長野県八ヶ岳
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