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ヘラハタザオ (篦旗竿)
Arabis ligulifolia
 ヘラハタザオの名前を知ったのは、「信州 高山高原の花」(信濃毎日新聞社)でした。1951年に採取され、トダイハタザオという名前で発表されたあと、一時は取り消され、その後朝鮮半島に分布するヘラハタザオと確認されて返り咲いたという経緯があるそうです。このかわった経歴を持つ植物を見ようと南アルプスまで出向いたところ、河原に近い明るい樹林下で見つけることができました。花が咲くのは5〜6月ですが、このときもまだ、すでに長くのびた果実とともに遅咲きの花が残っていました。
■撮影地別
 ○長野県


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2006.8.12 長野県