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エゾエンゴサク (蝦夷延胡索)
Corydalis ambigua
 エゾエンゴサクというと、北海道でカタクリとともに青空色の花が一面に咲くイメージがあり、いわゆるスプリング・エフェメラルの1つとされます。沿海州やサハリンまで広く分布しますから、積雪量がさほどでない寒冷地に適応した種なのでしょう。同属のムラサキケマンののような越年草ではなく、塊茎で冬越しする多年草です。ヤマエンゴサクよりも青く、たくさんの花をつけますが、わたしはソラチコザクラとあわせ日高地方で見たきりで、いつかは満開の群落も見てみたいものです。
■撮影地別
 ○新潟県入広瀬村
 ○北海道新冠町

クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2008.5.24 北海道新冠町