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アワガタケスミレ (粟ヶ岳菫)
Viola awagatakensis
 アワガタケスミレは新潟県のごく一部から知られています。長い距は明らかにナガハシスミレに似ており、従来はその変種とされていましたが、最近になってナガハシスミレとのちがいを重視して独立種とする考えが出されました。葉身の下部は一直線状の切形になり、厚ぼったくて光沢があるのが特徴で、花弁は幅広のものが多いようです。また、生育環境は崩壊地などの日当たりのよいところです。テリハタチツボスミレと同様に、豪雪地帯で雪どけ後、すぐ光合成できるよう分化したのでしょう。
■撮影地別
 ○新潟県


クローズアップ
■群落
2007.5.3 新潟県
2007.5.3 新潟県 2007.5.3 新潟県
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