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野生植物ファンにおすすめのホームページのご紹介
 わたしが日頃、参考とさせていただいているホームページの中から、とくにおすすめのHPを厳選し、南から北へと紹介します。ぜひ一度訪問していただければと思います。盛りだくさんの情報がつまっているHPばかりです。
 なお、本HPはリンクフリーですので、ご自由にリンク設定をしていただいてけっこうです。ただし、本HPの写真、文章など全ての掲載内容の著作権は、他のHPなどから引用されているものを除いて、著作権法に基づき、本HPの管理者に帰属しますので、無断で転用・引用することはできません。あらかじめご承知おき下さい。

うちなー通信 http://utinatusin.com/           

 沖縄県から、沖縄の自然を中心に情報発信されているkazuさんのHP。南国らしい、さわやかな色づかいが訪れる人たちをなごませてくれます。
 沖縄県すみれ愛好会の活動もされているkazuさんが紹介する「琉球列島のスミレ」では、希少なスミレたちが多く掲載されています。また、「やんばる通信」では、動植物の宝庫として知られる本島北部の山原地域の観察記が掲載され、本州では見られない数々の植物はもちろん、ホントウアカヒゲやホルストガエルなどの動物や、原生林のようすもくわしく知ることができます。


こまつなの部屋 http://koma16.my.coocan.jp/           

 沖縄県から、季節おりおりの南国の植物たちを届けるこまつなさんのHP。特産種の多い沖縄のスミレはもちろんのこと、高尾山や長野、新潟などまで足をのばして撮影したスミレがたくさん紹介されています。
 もう1つのご趣味である映画についても、映画館にビデオ、そして邦画・洋画を問わず、さまざまな作品がブログにつづられていて、いつも楽しく拝見しています。


宮崎と周辺の植物  http://aodamo.info/           

 宮崎県から、県内やその周辺の植物に関する情報を発信しているアオダモ亭さんのHP.。2004年4月に開設されたばかりですが、宮崎の気候風土を反映する植物をできるだけ撮影していきたいとのことで、豊富な写真とわかりやすい説明が特色です。
 図鑑などではあまり掲載されない、宮崎周辺の地域特産的な植物もくわしく紹介されているなど、新鮮な情報もいっぱいつまっています。


花 調 べ https://keiko65.sakura.ne.jp/TOP.html       

 福岡県を地盤として、九州一円の植物を紹介しているkeikoさんのHP。定期的に更新される表紙や、山域ごとにまとめられた植物写真、スライドショーなど、HP管理者の意欲が伝わってくるHPです。
 九州には、朝鮮半島や中国東北部と共通する植物など、関東地方や北陸地方には分布しない植物も多いので、取材に当たっては特に事前調査が大切なのですが、このHPには、出版物ではあまり紹介されていない植物情報もたくさん掲載されているので、九州に植物を見に行かれる方は必見です。


山好き、花好き http://siraneaoi.lekumo.biz/
              https://yamawotanosimu.lekumo.blog/blog/

 香川県にお住まいで、四国の山々を訪ねてその風景やそこに咲く花などを紹介するkeitannさんのブログ。四国の植物について教えていただいたことがご縁となり、このHPの掲示板でも写真を多く紹介してくださっています。
 四国は魅力的な花の山が多く、かろやかに各地の山々に出かけているkeitannさんがうらやましいかぎりです。かつては本州の高山にもよく登られていたとのこと、その文面からも、タイトルどおりに山が大好きなのがよくわかります。


YASUKO'S HP                    

 山口県にお住まいの医師であるYASUKOさんによるHP。野生の植物の紹介をメインに、エッセイなども掲載されており、その文体からはYASUKOさんのお人柄がうかがわれます。お忙しいにもかかわらず、時間を見つけては、西日本だけでなく北海道や南西諸島まで足を向ける行動力には圧倒されます。ご職業がらか、植物に関する観察眼にも目をみはるものがあります。(このHPは、現在は閉鎖されています)


広島自然画報  http://www.remus.dti.ne.jp/~syapy/  

 広島を拠点として、中国・四国地方の植物や野鳥などを中心に紹介する、すやさんのHP。中国地方や四国の植物を見に行こうという人は、まずこのHPをごらんになることをおすすめします。絞りを開放した、やわらかな作風は見る人の気持ちを和ませてくれます。すやさんは、メーリングリストで植物に関する情報交換を行う「野草趣味ML」の主宰者でもあります。


QJY・休日は山にいます http://www1.u-netsurf.ne.jp/~qjy/  

 広島県を拠点として活動されているまなべさんのHP。広島自然観察会の代表もされているまなべさんは、その命名のとおり、休日は山に出かけられているそうです。
 このHPでは中国地方はもちろんのこと、まなべさんが九州や沖縄県まで遠征されて撮影されためずらしい植物のかずかずが紹介されています。中国地方の植物に関する情報は入手しにい場合もあり、植物観察の概要を記録した「QJY通信」はとても参考になります。


山里のせせらぎ  http://sky.geocities.jp/mdnxn251/ 

 石見の国の山里から、季節おりおりの自然のようすを紹介する、かげろうさんのHP。地元に自生するさまざまな植物が掲載されています。
 西日本とはいえ中国地方の山間部は積雪が多く、また交通の便が必ずしもよくないこともあって、都市部から訪ねるのはなかなか大変です。でもそのおかげで豊かな自然が残されているところが多く、わたしが訪ねてみたい地域の一つです。かげろうさんが住む町では、自然とひとびとの暮らしが一体となった山里の風景が今なお保たれています。(このHPは、現在は閉鎖されています)


Ryu Uchiyama onweb  http://www.uchiyamaryu.com/

 日本産淡水魚や、両生類・爬虫類など、水生動物の撮影を中心に活躍されている写真家・内山りゅうさんが、2005年にHPを開設されました。このHPでは、その作品の一部も鑑賞することができます。
 内山さんは水生動物に関する著作もあり、このHPでも「books」で紹介されているほか、本屋の図鑑コーナーに立ち寄れば、「山渓フィールドブックス 淡水魚」(山と渓谷社)をはじめ、多くの作品にふれることができます。この本で紹介されている日本産淡水魚のなかでも、タナゴ属は種類数が多く、あざやかなオスの婚姻色に特徴があって人気が高い上、国の天然記念物となっているものも2種あるなど、植物でいえばスミレかランのような存在です。じつは内山さんはわたしにとっては、高校のクラブの大先輩に当たります。


花の庵  http://hananoiori.pinoko.jp/             

 京都府にお住まいで、山野草の生け花や、山歩きで出会った季節おりおりの植物を紹介するさなえさんのHP。日々の喧噪からはなれて野や山の花をめぐってみたいときにおすすめです。
 さなえさんはご自身で山野草を生けて旅館や展示会で展示されているほか、生け花教室を開かれるなど、独自のスタイルで山野草の魅力を紹介されています。また、「すみれ図鑑」では、さなえさんのお人柄を慕って、多くの方々からスミレの写真が寄せられています。(このHPは、現在は閉鎖されています)


みかんの花日記 https://higesan.seesaa.net/

 植物写真の大家のおひとりであるみかんさんが運営するブログ。我が国初のケータイ植物写真家(?)として、世界をまたにかけた取材の際に、携帯電話でパチリと撮られた写真をタイムリーに紹介されています。
 1眼レフでは50mmマクロでの撮影がほとんど、というみかんさんが携帯電話で撮影すると、ふだんとはちがった画角やアングルの作品が生みだされ、なんとも新鮮に感じられます。かつては作品や出版物を通じてしか、植物写真家の方の知識にふれたり、植物に対する思いを知る機会がありませんでしたが、このようなブログがスタートしたことで、より身近に接するチャンスが増えたのはうれしいことです。


WILD FLOWER LIBRARY  http://yikflower.sakura.ne.jp/ 

 愛知県を拠点として全国を訪ね歩き、各地に自生する植物を紹介されている池田さんのHP。植物の写真とその観察記録を中心に構成されています。
 植物の掲載数の多さもさることながら、なんといっても、池田さんが出かけた場所ごとに、観察記録のスタイルでまとめた「FLOWER TREKKING」が圧巻です。訪問地は、北は礼文島から南は西表島にまで及び、その多くは一度ならず、二度、三度と季節をかえて足を運ばれているので、自生地の情報を調べる上でとても参考になります。


三河の野草  http://mikawanoyasou.org/         

 愛知県東部の旧国名でもある三河地域の植物を紹介するuotakさんのHP。このエリアは周伊勢湾要素植物など特色ある植物が多く知られていますが、このHPではご地元のuotakさんがそのすみずみまで出かけて撮影された、2千種類以上の植物が掲載されています。「三河の野草道案内」というコーナーでは、三河の主な植物の観察場所が紹介されていてとても参考になります。


植物図鑑・撮れたてドットコム http://www.plantsindex.com/

 気鋭の植物写真家・いがりまさしさんが運営する日本の野生植物の検索図鑑のHP。分布、生育環境、花の色など数多くの条件で検索できるシステムが特徴。
 このHPでは、幾度かの内容や構成のバージョンアップを経て、2008年2月より無料で検索図鑑を利用できるようになりました。2008年2月28日現在で1,135種類が掲載されています。いがりまさしさんの著書「日本のスミレ」「日本の野菊」で好評の「近縁種の見分け方」(クローズアップ写真と解説で識別ポイントを比較した図)が、他の科の植物でも掲載されていて、ネコノメソウ属やイワウチワ属のように、図鑑では情報の少ないグループも多数紹介されているのがうれしいところです。


ようこそ、「東海のミニ尾瀬」葦毛湿原へ
http://www.tcp-ip.or.jp/~yoshida/index.html

 愛知県豊橋市から、地元にある植物の宝庫・葦毛湿原を紹介する吉田さんのHP。葦毛湿原の情報を入手しようと思えば、このHPにアクセスするのがいちばんの近道です。
 吉田さんが長年観察された成果をもとに、各月に観察できる植物や、湿原内の植物観察ポイントなど、貴重な情報をこのHPから得ることができます。また、吉田さんは、葦毛湿原周辺に生える植物のガイド「花かおる葦毛湿原」も執筆されています。


テンナンショウ属 Arisaema  https://sites.google.com/view/arisaema/home

 植物調査に携わっている星山耕一さんが運営するHP。各種文献を参照し、ご自身撮影の豊富な写真も使いながら、テンナンショウ属を紹介しています。
 テンナンショウ属は、必ずしもきれいな花が咲くわけではないものの、種によってさまざまなかたちや色の花をつけることや、各地域で多くの種に分化しているなど、特徴的で魅力あるグループです。一方で、一般的な図鑑だけでは情報量が十分でなく、同定に悩むことも多いのですが、このHPでは各種の特徴がわかりやすく説明されていて、とても参考になります。


石川の植物 http://w2222.nsk.ne.jp/~mizuaoi/      

 石川県で活動しているMIZUAOIさんのHP。豊富な知識を下敷きとした、詳しい解説とたくさんの写真によるきめ細かなリサーチが特徴です。特にアップ写真は白眉です。
 金沢市に住みはじめた当初、この地域に全く不案内だった私は、このHPからいろいろと情報をいただきました。また、MIZUAOIさんには、石川県の植物やHPの技術的な問題点などについても、アドバイスをいただいております。


mirusiru.jp https://mirusiru.jp/

 「湘南・鎌倉・三浦半島自然植物愛護連絡会」「見る湘南知る鎌倉運営委員会」が制作し、神奈川県南部の湘南、鎌倉、三浦半島の花暦をまとめているブログ。これらの地域に自生する植物や帰化植物を中心に、園芸植物も含めて幅広く紹介しています。
 神奈川県の植物に関する資料としては、「神奈川県植物誌2018」という大著がありますが、このブログは、植物の種類ごとの細かなリサーチや生育状況については、同書を上回る情報量を誇り、遠出がしにくい最近の情勢のなかで、地元の植物に力を入れているわたしにとって、とても心強い存在となっています。カロライナツユクサ、ツルオヘビイチゴなど、まだあまり知られていない帰化植物もいち早く紹介しています。


新井和也フォトギャラリー http://members2.jcom.home.ne.jp/kaz-arai/

 山岳と野生植物をテーマにしている写真家・新井和也さんが運営するHP。新井和也さんはこの分野ではまだ若手といえるかもしれませんが、その作品は月刊「山と渓谷」の表紙を飾るなど、高く評価されている実力派です。
 新井さんは学生時代に農学部で植物社会学などを勉強されたとのことで、植物についても豊富な知識を下敷きにしたコメントがつづられているのが特徴です。また、クライマーでもある新井さんの場合、岩壁などの一般にはなかなか近寄れないエリアまで足を踏み入れて植物を観察できるのも大きな強みといえそうです。ブログは毎日のように更新され、登山道具や高山植物などに関する貴重な情報も得られます。(このHPは、現在は閉鎖されています)


徒然花鳥風月  http://primula.velvet.jp/        

 神奈川県のご出身で、現在は大学院で生圏システム学を専攻される雅さんのHP。保全生態学がご専門という雅さんが、旅行や調査のかたわら撮影した植物やキノコが紹介されています。的確な植物の解説はもちろんのこと、ご自身のスケッチや写真をコラージュのように配置したHPのレイアウトも一見の価値があります。北海道や八重山諸島など、なかなか訪問できない地方の植物が豊富に掲載されているのも特徴の一つです。(このHPは、現在は閉鎖されています)


日本の植物たち  http://kasugak.sakura.ne.jp/      

 野生植物を中心に、きのこや園芸品種などまで幅広く紹介している春日さんのHP。最初は身近な雑草などが中心だったとのことですが、現在は3千種類以上の植物が掲載されています。
 植物は分類順、50音別、花色別に分けられていて、見てみたい植物が探しやすいよう配慮されているのが特徴です。また、掲示板も設置されており、活発に情報交換が行なわれています。


たんべぇ山から  http://blog.goo.ne.jp/tanbeeyama  

 山と花が大好きな、たんべぇ山のfu-coさんのブログ。低山から高山まで、幅広いジャンルの山行レポートは、登山のときに大いに参考になります。南アルプスの鳳凰三山にわたしと1日ちがいで登ったことがきっかけとなって、このHPの掲示板にも立ち寄ってくださるようになりました。
 fu-coさんは季節を問わず、ご家族やご友人とたびたび山に出かけられており、そのパワーと行動力には感服してしまいます。とりわけ冬山はわたしには手が出せない世界で、冬山の風景の写真を見るだけでも、いつもうっとりしています。fu-coさんは2010年3月より、HP「たんべぇ山の花畑」をスタートしました。こちらもぜひごらんください。


野の花賛花  http://hanamist.sakura.ne.jp/       

 全国を行脚して、めずらしい植物を追いつづけるhanamistさんのHP。2004年に開設されて以来、毎週、科ごとに新しい植物が追加されていますが、あまりの種類数の多さに、今なおすべての科をカバーしきれていないという状況で、おそらく現在公開されているHPの中では、希少種の掲載率は随一といえるでしょう。
 30年にわたって植物を観察されてきたhanamistさんの行動力には脱帽で、日本の最北端から最西端ちかくまで、その足跡がしるされています。今後は、まだアップされていないキク科やバラ科といったおおどころや、木本類の追加が期待されます。


山散歩 花散歩 徒然想  http://www.t-yam1.thyme.jp/  

 ん十年ぶりに山歩きを復活させたt-yam1さんが、植物への興味をふくらませて撮りためた写真を紹介するHP。2006年の春、ご自身の誕生日を機に開設されたばかりですが、その年の秋の時点で早くも600種以上が掲載されています。
 八ヶ岳や奥多摩、さらには高尾山や中部地方の高山にまで足しげく通われ、その成果については、植物の種類ごとにたくさんの写真を活用して、多角的に紹介しているのが特徴です。


花の写真館(総合案内)  http://io-net.com/      

 スミレをはじめとして、四季の山野草を紹介するNYANさんのHP。「すみれの部屋」、「イカリソウの部屋」などに分かれ、たくさんの写真が掲載されています。
 NYANさんはとくにスミレに造詣が深く、「すみれの部屋」は充実した内容となっています。検索機能を利用して花の色、名前などでスミレについて調べることができるほか、野外ではなかなか目にする機会のない自然交雑種や交配種も見ることができます。 


サラノキの森  https://saramori.com/      

 植物写真家の高橋修さんが日本と世界の植物や自然を紹介するブログ。高橋さんが世界各地で取材されたさまざまな植物を見ることができます。最近の撮影行の話題や植物撮影のポイントなどが随時アップされています。
 「サラノキ」というのは沙羅双樹のことだそうで、このブログの名前にも、世界中を探索されている高橋さんの思いがこめられています。


HiroKen花さんぽ https://www.hanasanpo.org/   

 植物好きのご夫婦、HiroさんとKenさんのHP。ときには泊りがけで全国各地の野山を散歩し、じっくりと撮影された花の数々が紹介されています。
 自然に咲く花を紹介するというポリシーで運営されていて、帰化植物は原則として掲載しないということです。植物の種類数が多いのはもちろんのこと、撮影レポートとリンクさせるなど、さまざまな切り口から植物を紹介しており、HP自体もとても丁寧につくりこんでいるので、写真集、読みものとしても楽しむことができます。


花と自然  http://yosikita.sakura.ne.jp/            

 野生ランを中心として、日本に自生する植物の写真を紹介するyoshikitaさんのHP。シンプルでていねいな構成には好感が持てます。
 マイペースで少しずつ追加掲載される植物は、その数よりも、どのような植物を選ぶかに重点が置かれており、1つ1つの植物を大事にされているようすが伝わってきます。かつては山の風景写真を撮られていたとのこと、ボケ味をいかした写真は、その植物の特徴がよく現れています。


すみれ想  http://430sou.net/                   

 スミレについて、さまざまな角度からスポットを当てて紹介するvolさんのHP。野草のなかでもスミレは人気が高いものの一つですが、スミレをこよなく愛するvolさんが、植物としてのスミレはもちろんのこと、イベントやTV番組などの各種情報、スミレの絵、スミレに関するグッズや曲まで紹介なさっています。「であい」のコーナーには、スミレの種類ごとにvolさんが初めて出遭ったときの思い出がつづられています。


野山の花たち −東北と関東甲信越の花− 
https://hanatachi.sakura.ne.jp/main_top.html

 千葉県にお住まいで、東北、関東甲信越地方、静岡県東部を中心として、野山の花を紹介するkaochinさんのHP。野生植物であれば、草本、木本を問わず幅広く紹介されており、また、見やすいよう、探しやすいよう、HPの構成が工夫されていて、利便性が高いのが特徴です。
 登山と山岳写真をきっかけにして、植物観察をされるようになったとのこと、北海道や西日本にはあまり出向かれていないのに、3千種以上の植物が掲載されているのにはビックリで、わたしも以前から参考にしていましたが、仙台に転居してからはとくに東北地方の植物を調べるときに助かっています。


渡良瀬遊水地の植物  http://cafegrancino.com/mo/    

 渡良瀬遊水地をフィールドとして植物観察をされているMOさんのHP。本州以南で最大の湿地とされる渡良瀬遊水地は、湿地などに生える植物の宝庫でもあります。MOさんはここで継続的な調査をされ、分布する植物の種類やその消長を明らかにされているだけでなく、新種・ワタラセツリフネソウの発見者としても多大な貢献をされています。このHPでは、ワタラセツリフネソウをはじめ、渡良瀬遊水地で見られる絶滅危惧植物などがくわしく紹介されています。(このHPは、現在は閉鎖されています)


上州花狂いの植物散歩  http://www13.plala.or.jp/jousyuu/index.html

 群馬県にお住まいで、県内を中心に関東や中部地方まで足をのばして活動されている上州花狂いさんのHP。2004年に開設され、毎週のように植物が新しく追加されています。
 長いご経験による丹念なリサーチには目を見はるものがあり、とくに、植物観察の地としては必ずしも知名度の高くなかった多野山地をひろく紹介されたのは、上州花狂いさんの長年の研究成果の賜物といえるかと思います。そのほか、隣県の渡良瀬遊水池や佐久地方などの植物も多く掲載されています。


野の花・山の花 北海道      
http://hanapapa.world.coocan.jp/index.html 

 野山の花を紹介する花パパさん・花ママさんのHP。最初は、当時在住していた北海道の花の紹介からスタートしましたが、2年間の米国在住を経て、現在は福島県を拠点とされており、栃木県や新潟県などの周辺県まで活動を広げています。
 生命科学の研究者であるお二人だけに、ふだんとは視野を変えてカメラ越しに植物を見つめれば、さまざまな表情や魅力を持つ花のすがたが写しだされます。


蔵王のふもとから  https://zaonofumoto.blog.fc2.com/

 宮城県にお住まいで、蔵王の花たちと生き物を紹介するaoikesiさんのブログ。以前は中国奥地やチベットまで出向き、青いケシの追っかけをされていたとのことで、各地で撮られた当時の写真の数々がアップされています。
 これまでに培われた観察力で、いまは宮城県内を中心とした野山の花をこまめにアップされています。花のオフシーズンは野鳥や哺乳類も多く掲載されていて楽しめます。

ココット  http://satiho.web.fc2.com/           

 札幌にお住まいで、北海道の山野草をはじめ、野山で出会った野鳥や動物まで紹介するココさんのHP。日高地方を訪ねたときには、北海道の植物を数多くご案内いただきました。
 道内各地をめぐられ、愛用のカメラを片手に、ご夫婦で原野や湿原の散策、そして高山にまでご一緒に登られているようすは、本当にうらやましいかぎりです。