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ヤエムグラ (八重葎)
Galium spurium var. echimospermon
 ヤエムグラはアカネ科の代表的な雑草で、畑のすみや道ばたなどに生える越年草です。茎や葉に密生する下向きの刺を他の植物や塀などにひっかけて生長し、寄りかかるものがないときは、写真のようにヤエムグラどうしがお互いにささえあってのびていきます。ヤエムグラのような雑草は古くは「葎(むぐら)」と呼ばれ、万葉集にも「葎」をとりあげた歌が知られています。オククルマムグラとくらべると花は直径2mmほどと小さく、色も緑がかっているため、咲いていることすらなかなか気づきません。
■撮影地別
 ○神奈川県鎌倉市
 ○神奈川県藤沢市

クローズアップ
■群落
2004.5.2 神奈川県鎌倉市
2021.4.11 神奈川県藤沢市
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