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トウネズミモチ (唐鼠餅) 
Ligustrum lucidum
 トウネズミモチは中国原産で、街路樹や公園木などに広く用いられます。6月に多数の白い花をつけた花序を上向きに伸ばしますが、近縁のネズミモチよりも樹勢が強く、花の数、ボリュームがあって、こうした用途に用いられるのも納得です。秋に長さ8mmほど、楕円形で白いブルームのある黒紫色の果実がなり、鳥がよくついばんでいます。写真は護岸された川のコンクリートの隙間に生えたもので、植えるような場所ではないですから、鳥の糞で散布された種子が発芽、成長したのでしょう。
■撮影地別
 ○神奈川県藤沢市
 ○神奈川県鎌倉市(果実期)

クローズアップ
■群落
2021.6.27 神奈川県藤沢市
2021.6.27 神奈川県藤沢市 2022.12.24 神奈川県鎌倉市
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