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テマリフジアザミ
(手毬富士薊)
Cirsium hideo-takahashii
 8月に初めて白山に登ったとき、「富士山から遠く離れた白山にフジアザミがあるのはどうしてだろう」と思ったものでした。ところがその後、国立科学博物館の門田裕一さんがまとめた「日本のアザミ」に目を通した際、テマリフジアザミという新種があることを知り、その疑問が氷解しました。フジアザミに近縁ですが、葉の刺が5mmほどで短く、総苞片が大きく反りかえるところが異なります。その名前も総苞全体が球状になることに由来します。石川県、富山県、岐阜県の山地から知られています。
■撮影地別
 ○石川県白山


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2002.8.25 石川県白山