Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物合弁花類 > タカサゴソウ

タカサゴソウ (高砂草)
Ixeris chinensis ssp. strigosa
 タカサゴソウはハナニガナに似ていますが、頭花は白くてひと回り大きく、裏側は紫色を帯び、小花の数も23〜27個と多いのが特徴です。本州〜九州に分布し、日当たりのよい草地に生えます。その名前からは結婚式で謡われる能楽の「高砂」を連想しますが、白い花を「高砂」に出てくる老夫婦の髪にたとえたという説があるものの、こじつけのようであまり納得のできる説明に思えません。数の少ない植物ですが、長野県東部では管理されたため池の土手でタカサゴソウを見ることができます。
■撮影地別
 ○長崎県平戸市
 ○長野県上田市

クローズアップ
群落
2019.4.21 長崎県平戸市
2019.4.21 長崎県平戸市 2014.5.31 長野県上田市
Before Plant   Next Plant