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シロバナチシマギキョウ (白花千島桔梗)
Campanula lasiocarpa f. albiflora
 この日、文三郎道を登りつめ、稜線から赤岳をめざすと、さっそくチシマギキョウが現れました。一般に8月が開花のピークですが、八ヶ岳は標高低めで雪融けも早いせいか、もう満開となっていました。八ヶ岳産は花冠があまり開かないのが特徴だったと気づきつつ、硫黄岳を目指す途中で初めて見たのがその白花でした。シロバナチシマギキョウと呼ばれ、稀に現れます。この個体はわりあいに花を開いていて、花冠の縁に生える毛や、その内部にある5本の雄しべもしっかり見てとれました。
■撮影地別
 ○長野県八ヶ岳


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2025.7.20 長野県八ヶ岳