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サツマシロギク (薩摩白菊)
Aster satsumensis
 この日、笠沙町に移動する途中、薩摩半島の丘陵を通過しました。道路ぞいの斜面には野菊が咲きのこり、さすがは南国鹿児島と感じましたが、この野菊は後年、サツマシロギクとわかりました。イナカギクのうち九州南部のものは、染色体の付随体が3〜4本あることから、2本あるイナカギクと区別する見解が2005年に示され、サツマシロギクと名づけられたのです。葉のつけねが抱きぎみなのは同じですが、葉に長毛が多いイナカギクに対し、短毛が多い点もサツマシロギクの特徴です。
■撮影地別
 ○鹿児島県金峰町


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2002.12.8 鹿児島県金峰町