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ナガバノコウヤボウキ (長葉の高野箒)
CPertya glabrescens
 コウヤボウキは自宅近くの丘陵にも普通にあるのですが、ナガバノコウヤボウキは目にしたことがなく、どうしてかと思って調べたところ、石灰岩地などの特殊な地質のところに生える、わりとめずらしい植物らしいと気づきました。高知県と愛媛県の県境にある黒滝山を訪ねたときに、石灰岩の露頭で花を咲かせているナガバノコウヤボウキにようやく会うことができました。頭花はコウヤボウキと違って葉のつけねにつくのが特徴で、写真でもわかるとおり茎の下部は木質化している小低木です。
■撮影地別
 ○神奈川県金時山
 ○群馬県妙義山
 ○高知県高知市(果実期)
クローズアップ
■群落
2022.8.15 神奈川県金時山
2006.8.19 群馬県妙義山 2012.2.19 高知県高知市
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