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メナモミ
Siegesbeckia pubescens
 メナモミは秋の山野で広くみられ、山奥では見かけないので、史前帰化植物なのかもしれません。黄色い頭花にごく小さな舌状花がつきますが、それよりずっと目立つのが放射状に5本つく総苞片で、まるで花弁のように見えます。よく似たコメナモミより全体に大型で、茎や葉に白い毛が密生するほか、花柄や総苞に腺毛が生えるのが特徴です。オナモミに対比してついた名前とすれば、より優しい印象からと推測されますが、そもそもくらべるほど似ていないので、謎の命名というほかありません。
■撮影地別
 ○神奈川県横須賀市


クローズアップ
■群落
2025.10.26 神奈川県横須賀市
2025.10.26 神奈川県横須賀市
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