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クコ (枸杞)
Lycium chinense
 クコが生えるのは、日当たりのよい土手や河原です。背が低い上に伐採されることも多い生育環境なので、ちょっと見ただけでは草本のように思えますが、じつは木本で、冬は葉を落として刺のめだつ枝だけが残ります。葉のつけねに咲く花は直径1cmほど、紫色の花はたしかにナス科のものです。秋には、真っ赤なラグビーボールのようなかたちの果実が枝先にずらっとならびます。クコは薬用植物としても知られ、クコの葉を用いたクコ茶には高血圧や疲労回復の効果があるとされます。
■撮影地別
 ○神奈川県横須賀市
 ○神奈川県三浦市
 ○神奈川県横須賀市(果実期)
クローズアップ
■群落
2006.10.8 神奈川県横須賀市
2021.10.17 神奈川県三浦市 2008.11.23 神奈川県横須賀市
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