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コバンムグラ (小判葎)
Hedyotis chrysotricha
 コバンムグラは「日本の野生植物」(平凡社)にも写真がなく、国内の分布は長崎県・熊本県に限られることもあり、イメージがわきませんでした。初めて見る実物は、この属としては異色で、フタバムグラとは異なり、幅広の葉をつけ、毛を密生させた茎を地面をはわせていました。夏に葉のつけねに咲かせる花は薄いブルーで、5mmくらいあります。ここでは山地の乾燥ぎみの裸地に点々と生えていました。名前は、先端がとがった小判形の葉がならぶようすからついたものでしょう。
■撮影地別
 ○長崎県長崎市


クローズアップ
■群落
2017.8.20 長崎県長崎市
2017.8.20 長崎県長崎市
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