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イブキジャコウソウ (伊吹麝香草)
Thymus sepyllum ssp. quinquecostatus
 イブキジャコウソウは高山では最もポピュラーなシソ科の植物の一つで、礫地などに一面に広がって紅紫色の花をつけます。花は次から次へと咲いていくので花期は長く、夏山登山の期間を通してみることができます。この植物は高山で見る機会が多いような印象がありますが、その名前からもわかるように伊吹山のような山地や、海岸の周辺などにも分布しています。私が見たかぎりでは、海岸周辺で見られるイブキジャコウソウは高山のものに比べると、花の色が淡い傾向があるようです。
■撮影地別
 ○群馬県至仏山
 ○長野県八方尾根
 ○新潟県飯豊山地
クローズアップ
■群落
1995.8.5 群馬県至仏山
2003.8.16 長野県八方尾根 2009.8.8 新潟県飯豊山地
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