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ヒメシャクナゲ (姫石楠花)
Andromeda polifolia
 6月の尾瀬ヶ原をいろどる植物の一つとして、ヒメシャクナゲがあげられます。ミズバショウリュウキンカの花が終わったころ、ミズゴケでおおわれた湿原で薄桃色をした壺型の小さな花を咲かせます。高さ20cmほどの常緑の矮性低木で、湿りけのあるところがよほど好きらしく、中には半分ほど水につかっているものもあります。葉は細長く裏側に丸まっており、葉のかたちがシャクナゲに似ていることが名前の由来になっています。尾瀬ヶ原では数が多いだけに、よく探すと白花も見つかります。
■撮影地別
 ○群馬県尾瀬ヶ原


■クローズアップ
群落
1995.7.9 群馬県尾瀬ヶ原
2015.6.14 群馬県尾瀬ヶ原
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