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ハエドクソウ (蠅毒草)
Phryma esquirolii
 ハエドクソウとナガバハエドクソウは似ているのですが、葉が細長くて基部がくさび形になるナガバハエドクソウに対し、ハエドクソウの葉は楕円形で基部が切形〜心形になり、より茎の上のほうまで葉がつくことなどから、別種とされます。国内分布は重なるものの、ハエドクソウは温帯性で分布の中心がより北にあります。名前は、根を煮出した汁を用いて蝿取り紙を作ったことによりますが、蝿取り紙自体がほとんどなくなった今となっては、ハエドクソウが活躍する場面もなさそうです。
■撮影地別
 ○東京都高尾山


クローズアップ

■群落
2020.6.27 東京都高尾山
2020.6.27 東京都高尾山
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