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アセビ (馬酔木)
Pieris japonica
 ツツジ科には有毒成分を持つものがいくつもあります。アセビの葉は草食性のほ乳類が食べるとアセボトキシンにより中毒を起こすといい、「馬酔木」と書くのも、馬が食べるとふらふらと酔ったようになることから当てたものといいます。大きなものでは高さ5mほどになる低木で、本州から九州まで分布し、低山の乾燥ぎみの尾根すじなどによく生えます。常緑で、花の少ない早春に咲くため、公園樹や庭木としても利用されます。長さ5mmほどの壺形の白い花がかんざしのようにつらなって咲きます。
■撮影地別
 ○静岡県富士山
 ○福岡県甘木市

クローズアップ
■群落
2005.5.28 静岡県富士山
2006.3.26 福岡県甘木市
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