Home > 2017年版・今年出会った花ベスト集 > マツモトセンノウ(宮本)


 この1年にみなさんがご自分で撮影された花の中から、
「今年出会った花ベスト1(3まで)」を選んでくださいました。
 一覧表はこちらで見ることができます。
連載開始は2017年11月17日です。

1月20日からはわたし(宮本)の写真を紹介しています。

1つめはマツモトセンノウです。


マツモトセンノウ

マツモトセンノウ(7月2日)

 これまでに2回出かけていた阿蘇でしたが、長崎にせっかく来たのだからと、昨年は季節を変えて3回にわたってこの地へ足を向けました。隣県とはいえ有明海の反対側ですから、高速道路を使っても片道3時間はかかる道のりです。
 7月を代表する阿蘇の花といえば、まずはマツモトセンノウが挙がります。外輪山周辺の草地に生えますが、外輪山はとても広く、1/2.5万の地形図やグーグルマップで下調べして、だいたいの生育エリアのあたりをつけてから出向くこととしました。
 草地をあちこちめぐると、アソタカラコウアソノコギリソウなど、この地ならではの花がつぎつぎと現れ、車で移動するうちに何ヶ所かでマツモトセンノウも見つけることができました。一面の緑の野に朱色の花はどうしても目立ち、折られているものも散見されたのが残念です。