Home > 2016年版・今年出会った花ベスト集 > オオミズトンボ(宮本)


 この1年にみなさんがご自分で撮影された花の中から、
「今年出会った花ベスト1(3まで)」を選んでくださいました。
 一覧表はこちらで見ることができます。
連載開始は2016年11月18日です。

1月20日からはわたし(宮本)の写真を紹介しています。

2つめはオオミズトンボです。


オオミズトンボ

オオミズトンボ(8月11日)

オオミズトンボは、日本に自生するランの中でも、もっとも個性的な花を咲かせるものの1つです。山野草として園芸的価値が高く、盗掘されやすいことや、生育環境である湿地の減少により、残念ながら、いまではなかなか見ることができません。
「レッドデータとちぎ」で栃木県に自生地があることを知り、いつか訪問したいと思いながらも、花期がちょうどお盆の時期とあって、大渋滞に巻きこまれそうと気後れしていました。
意を決して今年出かけてみると、早起きしたおかげで意外と早く現地に着くことができ、晴れわたった青空の下、広々とした湿地で満開となったオオミズトンボは、イメージしていた以上に丈は高く、花も大きくて、なるほどこれでは目立ってしまうと実感しました。